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SSレター(No.2)経営に役立つ会計を考える基本姿勢について

2010年10月01日

          経営に役立つ会計を考える基本姿勢について

                                   平成22年10月1日
                                   税理士法人サクセスサポート
                                   代 表 社 員 小 林 晟 祐


 私は、税理士法人化に当たって関与先の皆様へのサポートの方法としていろいろなサービスを考えていますが、特に顧問契約の関与先各社に対するすべてのサービスの基本となる姿勢として、日頃、次の三つのことを重視するよう担当職員に指導しております。

まず一つは、関与先各位の業種の特徴、経営の実情をよく把握し理解することです。

 具体的には、各社の本社・店舗・工場等を視察し、取扱商品・製品等を把握するほか、主要取引先の概要や取引条件、出入荷や経理関係の手続き等の流れをよく把握するように指導しています。
 これら会社の実情を把握してはじめて経理の基礎資料がどのように作成されているか理解し、経理数値が示す経営実態が理解できるからです。
 職員には、必要なヒアリングを指示してありますので、現場をご案内頂く等、ご協力ををお願いします。


その二つ目は、すべての数値を損益計算の観点からだけではなく、資金収支の観点からも把握する習慣をつけることです。

 会社経営は、損益状況が良くても資金繰りが悪ければ行き詰まってしまいます。資金繰りは、会社経営の生命線で、経営者の皆さんの最も気を使う仕事です。
 売上・仕入・給与・経費の金額の計算ができても、それらの締切日や決済日、決済期間等の資金関係の基本条件を把握して金額や数値を観察しないと資金繰りからみた経営状況は分かりません。
 売掛金や受取手形、在庫の増加は赤信号であり、設備投資や借入金とのバランスの問題も、これらの資金関係の基本条件を把握してはじめて理解することができます。資金繰り改善のアドバイスも出来るようになります。
 担当職員に締切日・決済日・決済期間や預金決済・手形決済など支払方法又は回収方法を常に把握しておくよう指示していますが、変更があった時は、担当職員にお知らせください。


さらに三つ目は、会計上の数値金額はすべて「数量×単価=金額」であることをよく認識して数値金額を理解し、取り扱うことです。

 当たり前のようなことですが、金額の増減が数量の増減と単価の上下からなることを認識していない経理マンは、「金額」しか認識しないため経営実態の把握を誤ることがあるからです。
 通常は、売上高の増減は売上数量の増減に比例しますが、売上高の増減は売上数量の増減と限らず単価の上下による場合もあります。
 例えば、売上数量は減少していながら単価上昇で売上高が増加することもあり、売上数量は増加していながら単価の低下で売上高が減少することもあります。
 仕入高についても同様であり、結果として売上利益の増減、売上利益率の上昇・低下についても同様のことが言えます。
 在庫の増減はもちろん、人件費の増減における人数と単価(高齢化)についても同様です。
 このような「数量」を考慮した経営分析は経営にとって特に重要です。何故なら、損益も資金繰りも会計上は金額ですが、金額だけではかなり表面的であって正しい経営実態の把握とその改善策の立案はできません。すべての金額を数量の増減と単価の上下の両面から検討する必要があります。
 しかし、すべての金額は複数の異なる品種と異なる単価の積数ですから、実際に数量と単価に分解できるものではありません。
 実務上は、数量の把握ができる場合だけ数量によって分析や計画を行い、その他は、単価の変化率を考慮して金額のすう勢を分析し計画することになります。単価の変化に重要性がなければ金額による分析で十分です。要するに、この単価の変化に目を向けた経営分析、経営計画が重要であるということです。
 担当職員が、金額的データだけでなく、数量や重量のデータをお願いする場合がありますのでよろしくお願いします。

                                             以上

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